最近世間を騒がせているニュース「ビッグモーター事件」ではないでしょうか?
今回の問題の始まりは保険金水増し請求ですが他にもさまざまな問題が浮き彫りになってきました。
街路樹除草剤散布などまだまだ問題が出てきそうですよね。
今回の問題から世間では潰れる可能性があるんではないか?
と騒ぎになっています。
ビッグモーターは自動車買取台数6年連続日本一!
と言われるほど全国展開した企業です2021年2月には総社員数6000人と非常に大きな会社です。
関係会社のことも考えるとその影響は計り知れませんよね。
実際にそのXデーがくるのであれば時期はいつかなのか?
さまざまな角度から調査していきます。
この記事を読んでいただくと
- ビッグモーターが潰れる可能性や確率は?
- その他関係企業へ影響やXデーの時期はいつ?
について知ることができます!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
この記事に書かれている内容
ビッグモーターが潰れる可能性や確率は?
まずは今回の保険金水増し請求から始まった問題を考える潰れる可能性についてですが、
結論としてはビッグモーターはすぐに潰れることはないと思います。
ただ長期的に考えるとビッグモーターとして存続することが難しくなるかもしれませんね。
ビッグモーターがすぐ潰れることはないと考えるのには4つの理由があります!
- 社長交代による企業内改革
- 保険業界、金融業界の繋がり
- 中古車業界1番の実績
- 株式市場に上場していない企業
それぞれの理由を深掘りしていこうと思います。
理由1、社長交代による企業内改革
7月25日に前代表取締役・兼重宏行(かねしげ ひろゆき)さんが謝罪会見を行いました。
翌日には新代表取締役に和泉伸二(いずみ しんじ)さんが就任しました。
和泉伸二さんのプロフィール
- 生年月日:1969年3月2日
- ビッグモーター入社:1992年
2023年時点ですでに30年勤務されています。
今回のビッグモーター問題は社内大勢に問題があったのではということが言われています。
そのため創業者である兼重宏行さんと副社長で息子である兼重宏一さんは辞任することになりました。
山口県岩国市から始まったビッグモーターですから、元々体育会系の会社で社長の人柄についてきた会社といえます。
実は以前から社内の問題は騒がれることがありました。
2016年には目標の売り上げに達成できなかった場合に罰金を払うことがニュースになりましたが、静かに収まりました。
理由はCMを出したりとメディアとのつながりが強かったからだと思います。
しかし現在は誰でも拡散できる時代だからすぐに拡散されてしまいます。
今回の問題を受けて創業家である兼重が辞任されたので会社のイメージ刷新が行われると思います。
今後に期待したいところですが、実は株式は100%創業家が保有しているため今後のビッグモーター清浄化の本気を信じたいですね。
理由2、保険業界、金融業界の繋がり
今回の問題の1番の引き金は保険金水増し請求です。
ただこの問題で普通ならありえないことが起きていたのです。
それは発覚当時に保険会社が今回の詐欺事件を提訴しないという姿勢を取ったのです。
現在は提訴に向けて動いているそうですが、初動は提訴する姿勢はありませんでした。
どうゆうことかというと修理費をかさましして請求されているので保険会社としては詐欺をされた立場なのです。
普通の立ち位置であればすぐに提訴するのが普通です。
ならなぜすぐそうしなかったのかというと、保険会社自体が出向という形でビッグモーターに入っていたことと、中古車業界で1番の売り上げ実績から相当の顧客でもあります。
なので今ビッグモーターが潰れることは保険会社としても非常に苦しくなるということが予想されます。
また中古車販売1番ということはローンの利用も非常に多いことが想定されます。
金融業界としてもビッグモーターが潰れることは痛いといえます。
世間の声に合わせて提訴や金融の引き締めを行おうという動きになってはきていますが、個人的にはこの場を乗り越えた後は静かに規制を緩めていくのではないかと思います。
つまりビッグモーターが潰れることは保険業界、金融業界にとってもかなりの痛手だということです。
どうにか救える手段を考えて動くのではないかと予想します。
理由3、中古車業界1番の実績
今回のさまざまな問題がありましたが、中古車販売日本一がビッグモーターであることがは変わりないです。
現在全国に263店舗あります。
抱えている在庫などもまだまだあるでしょう。
つまりは中古車業界としても今ビッグモーターが潰れてしまうことが業界全体に与える影響がでかいということです。
問題発生から3ヶ月の間に1,000人以上の人が退職したそうですが、元々6,000人規模の会社ですから16%程度がやめたことになります。
今後3〜5年は厳しい経営状況は変わりないと思いますが、長期的には元通りとはいきませんがある程度経営状況を戻すことができると考えます。
ビッグモーターだけでなく多くの大企業がこういった問題が起きた時に顧客離れ・売り上げの低下を起こします。
その中でも状況を整えて再度お客様に満足されるサービスを提供することができれば十分戻ることができます。
しかし売り上げが上がらない時期が続くと想像できますので、買収されるなどは十分考えられるので、今後土地はそのままビッグモーターとは違う名前になってしまう可能性もあります。
私は1976年創業してから47年の歴史・実績でこの問題も乗り切るのではないかと思っています・
理由4、株式市場に上場していない企業
ニュースを見てびっくりしたのですがビッグモーター自体は株式市場に上場してません。
しかも株式は全て創業家が保有しています。
つまり今回の代表取締役は退任しましたが実質まだ兼重家の会社ではあります。
上場などしてはいないため外部から経営に口出しされることもないですし、株価が下がるため売りに出てしまうなんてことも起きません。
株価関係の影響はほぼ受けない状況が今回の問題が起きた時にはいい方向に出たと思います。
ただよくニュースでも流れていますが、株を持っていることで代表取締役をやめたが会社が結局兼重家の支配から抜けられず会社が変わらないということです。
現状はさまざまなことへの対応で株関係の処理ができていないだけの可能性もありますが、今後長期的にビッグモーターを残すなら手放すことも選択肢として持っておく必要があるかと思います。
ビッグモーターが潰れることでどんな影響・時期など
すぐにビッグモーターが潰れることはないでしょうが周辺企業への影響はかなりあると思います。
どのようが影響が出るのか、また今後ビッグモーターが潰れるのであれば時期としてはいつなのかまとめていきます!
ビッグモーターが潰れることで起きる影響とは?
結論ビッグモーターがもしも潰れることになれば影響が出てしまう企業が多発してしまいます。
帝国バンクが2023年7月のデータをもとに算出したビッグモーター関連企業の売り上げを約224億円と報告しています。
関連企業には自動車部品や建築工事、土木工事、運搬など車関係だけではない状態ですからもしも潰れることがあると経済としても本当に大変なことになります。
しっかり社内から状況を見直して経営を立て直してもらいたですね。
ビッグモーターが潰れるなら時期は?
私としてはリミットは2〜3年だと思っています。
理由としては現在車の在庫がありますからまだ現金を作ることができます。
お客様だけに売るのではなく業者にも販売する方法もあります。
ただ仮に保険会社、金融などの規制が入りいつ解除されるかにもよって建て直せるかが決まってきますね。
車業界、保険、金融ともにビッグモーター倒産は望んではいないと思いますので、何らかの措置が取られるのではないでしょうか?
まとめ
今回はビッグモーターが潰れる可能性や確率について。
ビッグモーターが潰れる場合の影響や時期はいつかなのかについて調査してきました。
現状はすぐ倒産する可能性はないと思いますが、各業界からの規制次第なのかと思います。
ビッグモーター関連企業への影響も今回の問題から大きいと思います。
もしもあまりにも規制がキツくなってしまったり信頼回復が難しかった場合は倒産する時期は今から2〜3年後にはやってくるのではないかと思います。
ビッグモーターで車を購入されている方はいつどんな変化が訪れるかわからないのでしっかりニュースをチェックしていてくださいね。